日記

低クオリティの弁当、本の感想、ときどきDA PUMPについて

2018/11/9の弁当と書評掲載のお知らせ

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保管していた煮豚と小松菜で炒飯。卵については、こんなものに包丁やまな板を使いたくないと思ってスプーンでむりやり切ったら断面が汚くなった。もともと豚の煮汁だった卵の漬け汁で味付け。八角を入れておいたら、私の心の中にある台湾の味になった。

 

さて、お知らせが遅くなりましたが、「週刊朝日」11/16号に『プラナカン』という本の書評を執筆しました。

週刊朝日 2018年 11/16 号【表紙:NEWS】[雑誌]

週刊朝日 2018年 11/16 号【表紙:NEWS】[雑誌]

 

手越くんだけ笑顔だね。

 

表紙の「大人女子」は50〜70代の女性を指しているそうだ。数年前、「大人の女性に」とホームページにあった靴屋に行ったら、中年に向けた店だったということがあった。日本人の寿命が延び、「大人」を名指しするのもどんどん難しくなっている。

 

『プラナカン』のリンクは以下。明代の中国からマラッカ海峡周辺に渡った華人と現地住民の子孫たちは「プラナカン」と呼ばれ、彼らはシンガポールの発展などを背景に海上貿易で栄えてきた。公表しなかったものの、リー・クアン・ユーもプラナカンだったとか。数十年単位で物事を見る彼らの感覚、著者の表現では「アジア時間」という概念、がとても魅力的で、この地域に限らず華僑についてもっと知りたくなった。

プラナカン 東南アジアを動かす謎の民

プラナカン 東南アジアを動かす謎の民