日記

低クオリティの弁当、本の感想、ときどきDA PUMPについて

LIVE DA PUMP 2018 THANX!!!!!!!

さっき見てきた!東京国際フォーラムAホール。うろ覚えだけど、内容を思い出して書いてみる。

 

ライブ会場のスクリーンに「5:00」の数字が現れ、カウントダウンが始まる。え、5分?普通に長かったので、一緒に行った母と、U.S.A.をどのタイミングで披露するか予想し合う。私は、最初にm.c.A.T.のインストでダンス、ごきげんだぜっ!、もう1曲、自己紹介、そのあとにU.S.A.だと思った。

 

カウントダウンの数字がゼロになって現れたのはまた数字の「1997」。オリジナルメンバーのデビューした年で、次に「EXPRESSION」、ファーストアルバムの題が浮かび上がる。てな感じでアルバム名やツアー名をひとつひとつ映して、今回のライブタイトル「THANX!!!!!!!」へ。会場中が興奮と感動に包まれるなか、客席に背を向けた7人が登場。衣装はMステで着ていたスーツ風。しょっぱな流れた曲は、U.S.A.でした。

 

そうきたかー!

 

次にCrazy Beat Goes On!、Rhapsody In Blue(ここでようやくKIMIのラップが聞けた)、Summer Riderという夏のシングル曲が続く。Summer Riderは6人が加入して初めて出たシングル。カメラを止めるな!みたいな手法のPVで、かつて免許の試験に落ちまくっていたKENが車を運転していたり、新メンバーが初々しかったりして楽しいのでみんな見てね。

 

今回、照明などの効果がめっちゃ豪華!色も何種類もあるし、コール&レスポンスのある曲では、客が「ヘーイ」とか言うタイミングだけ客席が照らされる。気合い(とお金)入ってる!

 

自己紹介。WOWOWの生中継のカメラが入っていたのだが、U-YEAHがテレビ映えしそうな発言をしていた。今のうちにごはん食べちゃってくださいね!みたいな。KENZOは長めのボイパから入って改めてISSAへの感謝を話した。ISSAは「難しいことは言わず楽しくいきましょう」的なことしゃべってたかな。

 

ごきげんだぜっ!、Love Is The Final Liberty(みんなで歌った)、Around The Worldと明るいシングル曲が続く。パフォーマー6人は曲によってフル参加だったり違ったりなのだが、ISSAだけはここまで出ずっぱり。で、曲の最後のほうで、歌いながらステージの奥の方へ消えていった。誰もいないステージに美声だけが残った。数秒のことだけどシュールだった。

 

銀色に光る衣装に着替えた6人によるダンス。内容は以前のライブと似ていて、2人組になって鏡を表現するようなもの。YORIさんのソロがかっこよすぎて心臓が止まり(踊り自体も最高なんだけど険しい顔が……)、どうにか蘇生していまこれを書いている。

 

6人がはけたら、「ディナーショー」といった雰囲気の紫の衣装を着たISSAがひとりで登場。私が毎回楽しみにしている「座ってISSAの歌を聞くコーナー」が始まる。ずっと舞台袖でキーボードを弾いていたサポートメンバーのGakushiさんを紹介してほめるISSA。「売れっ子なのに俺たちのために時間作ってくれてありがとう」と、素朴に言う、その言い方が死ぬほどモテそうな言い方だった。曲はI wonder...(アコースティックバージョン)、All 2 you。とんでもなく歌うまい……。 CDより良い。

 

その後はU-YEAHYORIがこれまたディナーショーの服で現れ、スタンドマイクの前に立ってSparkle。ISSAより高いパートを歌うYORIさん……!!ふたりとも歌うまい!あと踊る曲じゃないのに踊っちゃうU-YEAHさんの動きがよかった。

 

次にKIMIさんTOMOさんが現れてLittle Loneliness。最初のTOMOのラップがすーごいよかった。TOMOさん屈託のなさと声がいいよね。あと生で見るとすごいかっこいい。造形が美しいというのか、かしゆかっぽい感じかな。ISSAのラップも聞き取りやすくていいんだよね。KIMIさんも当然良い。何度も書くけど、ほかのパフォーマーと同じ動きしながらマイク片手に持っていつもラップしてるんだからね。ちなみに2014年のライブではこの3人で「Crash My Love ☆ Thanx My Friends」という、失恋した男を友達が慰める構図の曲をパフォーマンスして、なんだか私は「ISSAは素晴らしい仲間にまた巡り会えたんだな」と思って泣いてしまったんだよな。そんな3人とKENZOは、DA PUMPをやめたいと思ったことがないそうだ。ありがとう。やめようと思っても続けてくれた3人も、ありがとう。

 

と、おとなしめの曲が続いていたが、if...のイントロ(アルバムバージョンだったね)がかかると会場は全員起立。何回でも最高に切なく歌うISSA……。7人の振り、4人時代とは違うんだけど、ところどころリスペクト的な要素が入っているような感じがする。このディナーショーの衣装はKIMIさんが一番似合ってた。KENZO先生だけキャップで甘辛をMIX。DAICHIのもカジュアル寄りでなんかかわいかった!

 

ここで、一番かわいいDAICHIと次にかわいいKIMIによるダンスのコント、ドリフ風。YORIさん作。これも前のツアーでやったものだったけど、多分中継が入ることによる権利の関係とかで曲がオリジナルになってた。最後にわらわら6人になって、DAICHIをいじりながらかっこよくてコミカルなダンスをする部分が良い!最後にISSAが出てきて「このステージでもやってみたかったんです」と。笑い声もこれまでとは段違いに大きかった。

 

YORIU-YEAHDA PUMPショッピング(グッズ紹介コーナー。安心して聞ける)を挟み、ジャケットを脱ぎ捨てた7人が集合してNew Position、We Can't Stop The Musicでめちゃくちゃ盛り上がる。ラップの「今に見てな明日はトップランカー」というリリックを、ISSAがわかりやすく力を込めて高い声で歌った。胸が潰れそうになったよ。

 

そこからSteppin' and Shakin'、C'mon! Be My Girl!で、「今日はありがとうございました!」と、一旦全員がはける。

 

まあ当然のようにアンコール。ライブTシャツを着たISSAがひとりで出てきて、スタッフやファン、そしてメンバーひとりひとりの名前を挙げて、感謝の言葉を述べた。アカペラでStay Together。うますぎる!泣いちゃう!でもISSAが曲を終えたいタイミングと客が拍手をしたいタイミングがずれてちょっと笑いが起きた。

 

同じTシャツを着た6人も出てきて、デビュー曲のFeelin' Good。KIMIをISSAが軽くハグ。泣ける。そして私は、皆のボトムスに、なんていうんですか既視感を覚えた。これはあの衣装ではないか……!?

 

それなのにまた「ありがとうございましたー」などとはけていく7人。茶番!舞台裏の様子を中継のカメラが捕らえる。トイレに行くと言って消えたISSAが、上下あの衣装で画面に戻ってくる。次々に着替えるメンバー。と、いうわけで、最後にU.S.A.!

 

いやとんでもなく盛り上がった。これまでに世界中で1億回近く流れたこの曲、多分今回がいちばん盛り上がった!ISSA以外の6人が客席に降りてくる。アイドルか!私の近くにはU-YEAHとTOMOさんが来た。かっこいい!!

 

最後の音に合わせてキラキラのテープが宙を舞う。そして本当に、終演。DAICHI泣いてた。ISSAもかも。U-YEAHはスタスタ帰っていってちょっとおもしろかった。

 

こんな感じだった。駆け足だけど感想。今回のほとんどの曲を作ったm.c.A.T.は本当に天才。この曲を長い間聞ける環境に感謝。DA PUMPは忙しい中楽しいライブをしてくれて本当にありがとうございました。Zeppとかでやっていた頃、「みんなにもっとすごい景色を見せたい」と話していたけれど、こんな素敵な景色を見せてくれてありがとう。応援してきてよかったなぁ。これからも、ずっとずっとDA PUMPのパフォーマンスが見られますように!