日記

低クオリティの弁当、本の感想、ときどきDA PUMPについて

2018/7/30の弁当とミュージカル「ピーターパン」

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先週金曜日はお弁当なしでいい日だった。今日のはかぶとひき肉の炒め煮、ピーマンとじゃこの何か(これはチルド室に入れている)。ピーマンのやつ、じゃこが素の状態で「わけあり」と表示されていたものが半額になっていただけあって、煮干しに限りなく近いテクスチャーでピーマンと調和しない。しかし食べ続けていたらそれはそれで良いのかもしれないと思えてきた。

 

昨日はかつて榊原郁恵が主演を張っていたことで有名なミュージカル「ピーターパン」を見に行った。ISSAがフック船長の役で出るので……(観客のほとんどが親子連れだったが隣にいらした女性二人組もISSA目当てのようで、申し訳ないと思いつつお二人のDA PUMP話をついつい聞いてしまい割り込みたくなった)。

 

主演の女の子(吉柳咲良さん)が本当にかわいくてけなげで、空を飛ぶシーンでは(ISSAは出ていないのに)急に心を揺さぶられて涙が出ました……。ISSAの歌や踊りが素晴らしかったことは書くまでもなく、最後にフック船長がピーターパンと戦って負け、ワニに食われるシーンは、お話だとわかっていても辛くてたまらなくなった。

 

また、あらすじをすっかり忘れてしまっていたのだが、大人になって改めて見ると、ずっと子どもでいられるネバーランドという場所がなかなかのディストピアで怖かった。ピーターパンは永遠に子どもでいることを望み、その上で女の子を見つけては「ネバーランドについてきて、僕のお母さんになって」と頼むのだが、(ジェンダー観が古くてキモいというのもあるが)親の愛に恵まれない子どものメタファーなのかもと思うと無邪気に笑って見られないなあと思った。

 

そういえば、ピーターパンが探しものをするシーンで、たんすの一番上の引き出しにしまってあるものを、あれ、ないな、ないな、と困りながら、下の引き出しから順番に開けて探していく場面が子どもたちの爆笑を呼んでいた。こういうのが面白いんだな!また、犬とワニの熱演(ここは大人に受けてた)がとてもよかったです。

 

カーテンコールでは2秒間くらいだけISSAがいいねダンスしてくれました。吉柳咲良ちゃんもやってくれてた。楽しかったからまたなんかミュージカル見たいなー!